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だしで煮た和風ロールキャベツ:かんぴょうで結ぶ理由、熱い汁ごと食べるコツと、かんぴょうの産地
焼鳥千吉がGoogleで公開している、かんぴょうで結んだロールキャベツの写真をもとに、おでん種としても知られる和風ロールキャベツの特徴、かんぴょうで結ぶと崩れにくい理由、かんぴょうがユウガオの実から作られることと主な産地、熱い汁ごと食べるときの注意を整理しました。
執筆:株式会社皓悦

焼鳥店や居酒屋では、串焼きの合間に温かい煮物を頼みたくなることがあります。その一つが、だしで煮た和風のロールキャベツです。この記事では、焼鳥千吉がGoogleで公開している、かんぴょうで結んだロールキャベツの写真をもとに、料理の特徴、かんぴょうで結ぶ理由、かんぴょうの作り方と産地、熱いうちに食べるときのコツを、公的機関などの資料にもとづいて整理します。
写真で見るロールキャベツ
写真では、墨絵のような模様が入った白い鉢に、ロールキャベツが2つ並んでいます。どちらもキャベツの葉で中身を包み、真ん中を細い帯状のかんぴょうで結んであります。奥の一つは白っぽく、手前の一つは薄い緑色で、使った葉の部分によって色が違って見えます。鉢には澄んだ汁が張られていて、トマトやクリームではなく、だしで煮た和風の仕立てであることが分かります。

おでん種としての和風ロールキャベツ
ロールキャベツは洋食のイメージが強い料理ですが、日本ではおでんの具としても親しまれています。おでん種を紹介する「さんたつ」の記事では、おでんに入れるようになった由来ははっきりしないものの、現在では定番のおでん種として知られていると説明されています。だしの味がしみたキャベツは、やわらかく、あっさりとした味わいになります。
写真の一品がおでんとして出されているものか、単品の煮物として出されているものかは、写真だけでは分かりません。中身の具材や味付けも店や日によって違うことがあるため、気になるときは注文のときにスタッフにたずねてみてください。
かんぴょうで結ぶ理由
「さんたつ」の記事では、かんぴょうで巻く方法は日本独特のものだと紹介され、かんぴょうで結んでおけば崩れることはないので、包み方にあまり神経を使わなくてもよいと説明されています。
だしの中で長く煮ても形が保たれるので、器に盛ったときに見た目がきれいで、箸で持ち上げても中身がこぼれにくくなります。結び目のかんぴょうも、だしを吸ってやわらかくなっており、そのまま一緒に食べられます。
かんぴょうとは:ユウガオの実から作る乾物
かんぴょう(干瓢)は、ユウガオという植物の実を細長い帯状にむいて乾燥させた食品です。滋賀県の広報レポートでは、甲賀市水口町の「水口かんぴょう」について、直径・高さとも約30cm、重さ約10kgにもなるユウガオの実を幅3cm、厚さ3mmほどの帯状にむき、竹ざおにかけて2日間天日で乾燥させる昔ながらの製法が紹介されています。
同じレポートによると、かんぴょうづくりは慶長のはじめ(1600年ごろ)に水口で始まったとされ、その後、下野国壬生(現在の栃木県)に伝わりました。現在の主な産地は栃木県で、業界紙の日本食糧新聞は、栃木県産が国内生産量の約98%を占めるとされ、2019年の生産量は260トンだったと報じています。
熱い汁ごと食べるときのコツ
だしで煮たロールキャベツは、葉の内側や中身まで熱くなっています。キャベツの葉は汁を含んでいるため、かじった瞬間に熱い汁が出てくることがあります。まず箸で半分に切り、少し湯気を逃がしてから口に運ぶと、やけどをしにくくなります。
葉は繊維に沿って切ると、箸でも比較的切りやすくなります。結び目のかんぴょうが切りにくいときは、結び目の横から箸を入れるか、取り皿に移してから切り分けるとよいでしょう。鉢に残っただしも、そのまま味わえます。
注文前のチェックリスト
- その日のメニューにあるか(おでんか単品か)
- 中身の具材(気になる食材やアレルギーがあるとき)
- 取り分けるなら取り皿をもらう
- 一口目は箸で半分に切って湯気を逃がす
- 結び目のかんぴょうも一緒に食べられる
焼鳥千吉(大阪・南久宝寺)では、炭火の串焼きと一緒に一品料理も楽しめます。その日のメニューや中身の具材は、来店時にスタッフへおたずねください。


