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焼鳥店の「手羽餃子」とは?手羽先との違い、時間がかかる理由と熱い肉汁に気をつけた食べ方
骨を抜いた手羽に餃子のようなひき肉の餡を詰めた「手羽餃子」。手羽先との違い、ひき肉料理は中心まで火を通す必要があるため出てくるまで時間がかかる理由、熱い肉汁に気をつけた食べ方と注文時の確認点を、厚生労働省の資料と焼鳥千吉の写真で整理しました。
執筆:株式会社皓悦

焼鳥店や居酒屋のメニューで「手羽餃子」という名前を見かけることがあります。餃子の皮で包んだ料理ではなく、鶏の手羽の中に餃子のような餡を詰めた一品です。この記事では、手羽餃子がどんな料理か、手羽先とどう違うのか、出てくるまでに時間がかかりやすい理由と、熱い肉汁に気をつけた食べ方を、厚生労働省の資料と焼鳥千吉がGoogleで公開している写真をもとに整理します。
手羽餃子はどんな料理?
手羽餃子は、一般に手羽の骨を抜いて袋状にし、そこにひき肉や野菜を混ぜた餃子のような餡を詰めて、揚げたり焼いたりした料理です。外側は鶏皮の香ばしさ、中は餃子の具のような味わいになるのが特徴で、名前の「餃子」は中身の餡を指しています。
焼鳥千吉が公開している写真では、手羽餃子は揚げた状態で千切りキャベツ、パセリ、レモンと一緒に盛り付けられています。切り分けた1本の断面には、緑色の具が混じったひき肉の餡がぎっしり詰まっているのが見えます。串に刺して焼く焼鳥とは違い、一品料理として皿で出てくる料理です。
手羽先・手羽中との違い
手羽先は、手羽のうち先端と手羽中を合わせた部分で、骨がついたまま焼いたり揚げたりして、骨のまわりの肉と皮を食べる料理です。手羽餃子は骨を抜いて中に餡を詰めているため、かぶりつくと皮と餡を一緒に食べられます。部位の呼び方については、以前の記事「焼鳥店の「手羽先」とは?」で詳しく紹介しています。
| 手羽先 | 手羽餃子 | |
|---|---|---|
| 骨 | ついたまま | 一般に抜いてある(先端が残る店もあります) |
| 中身 | 鶏肉と皮 | ひき肉と野菜の餡 |
| 出し方 | 串焼き・唐揚げなど | 揚げる・焼くなどして一品料理で |
| 食べるときの注意 | 骨を外しながら | 中の肉汁が熱い |
出てくるまで時間がかかる理由
手羽餃子の餡は、ひき肉でできています。厚生労働省は、ひき肉を使った料理は材料に付いていた菌などが中心部まで入り込んでいるため、中心部まで十分に加熱することが重要だとし、多くの病原体は75℃で1分間以上の加熱で死滅すると説明しています。外側が焼けていても中が生焼けのことがあるため、肉汁や断面の色で中まで火が通っているかを確かめるよう呼びかけています。
さらに鶏肉については、厚生労働省は半生や加熱不十分な鶏肉料理によるカンピロバクター食中毒が多いとして、十分な加熱を求めています。手羽餃子は鶏皮の中に厚みのある餡が入っているため、外側の皮だけを焼く料理よりも中まで熱が通るのに時間がかかります。注文してから少し待つのは、このためと考えてください。
そのため、ほかの串と一緒に頼むときは、手羽餃子を早めに注文しておくと、食事の流れの中でちょうどよく出てきます。もし切ったときに餡の中心が赤っぽい、肉汁が濁っていないなど気になる点があれば、遠慮せずお店の人に伝えましょう。
熱い肉汁に気をつけた食べ方
揚げたての手羽餃子は、皮の中に熱い肉汁と蒸気がこもっています。いきなり真ん中からかぶりつくと口の中をやけどしやすいので、まず端を少しかじって湯気を逃がすか、箸で半分に割って少し冷ましてから食べるのがおすすめです。
写真のように添えてあるレモンは、好みで絞ります。皿に複数本のっているときは、取り分ける前に全員に聞いてから絞ると親切です。手羽の先端部分が残っている場合は、骨があるので手で持って食べ、骨は皿の端に置きましょう。

注文するときのひと言
- 「手羽餃子、1皿お願いします」:1皿に何本のっているかは店によって違うので、気になるときは「何本入りですか」と聞けます
- 「時間がかかりますか」:焼き上がりまでの目安を聞けます
- 「ほかの串と一緒に出してもらえますか」:まとめて出してほしいときに
- アレルギーがある場合は、餡の材料(小麦、ごまなど)を注文前に確認しましょう
焼鳥千吉で頼むときの注意
この記事の写真は、南久宝寺の焼鳥千吉がGoogleで公開している写真の一枚です。メニューの内容や価格、盛り付けは変わることがあるため、手羽餃子がその日にあるか、1皿の本数や付け合わせについては、来店時にメニューかスタッフにご確認ください。席の予約や営業時間は、公式サイトと店舗情報をご覧ください。
手羽餃子は、手羽先の香ばしさと餃子の具のおいしさを一度に楽しめる一品です。ひき肉料理なので中までしっかり火を通す時間がかかること、揚げたては中がとても熱いことを知っておけば、串の合間に安心して味わえます。
参考情報・出典
- 厚生労働省「お肉はよく焼いて食べよう」(確認日:)
- 厚生労働省「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」(確認日:)
- 厚生労働省「カンピロバクター食中毒予防について(Q&A)」(確認日:)
- 焼鳥千吉 南久宝寺店 公式サイト(確認日:)


